- 2016.08.09 Tuesday
絵本「イソップものがたり ライオンとねずみ」動物たちの息づかいが聞こえる〜見てみて、この絵本♪その11
JUGEMテーマ:絵本紹介
こんばんは。
あとりええむえふ主宰の横山宮子です(*´▽`*)
私の絵本ベスト100冊」と題して
「これは絶対読んでほしい!!」という絵本を紹介していますが
その「ベスト100冊」ではないけれど、
「なにこれ、めっちゃおもしろいやん、この絵本!!」
「見てみて、いい本見つけちゃった!!」とか
と言ったおすすめ絵本、いっぱいあります。
ということで、
「ベスト100冊」とは別に、
「見てみて、この絵本♪」と題して紹介しています(*´▽`*)
今回は旧ブログから続く11回目。
みなさんの絵本選びのお役に立てたらいいな。
ジェリー・ピンクニー 作・さくまゆみこ 訳/光村教育図書
イソップ物語の「ライオンとねずみ」、
大人の方ならどこかで聞いたことがあると思います。
ライオンに捕まったねずみが、命乞いをして逃がしてもらいます。
そして、その恩を忘れなかったねずみは、
密猟者の罠に捕まってしまったライオンを今度は逆に助けるというお話。
この絵本は、そのおはなしの絵本なんですが、
何が凄いって、
全然文章がないんです!!
動物の鳴き声や音はあるのですが、
それだけ。
絵がすべてを物語ります。
ジェリー・ピンクニーさんの圧倒的な画力!!!
美しい水彩画が素晴らしく、隅々まで行き届いた絵が
すべてを物語るのです。
おはなしは表紙をめくった瞬間(表見返し)から始まり、
一番最後の後ろ見返しまできっちり続きます。
表紙も秀逸。
左を見ているライオンの瞳。
裏表紙と合わせてみると、
その視線はネズミと視線が絡み合っているのです(*´▽`*)
アフリカの大自然、動物たちの息づかい
写実的な絵なのに、いきいきとしたライオンとねずみの表情!
親子で見るだけで楽しむもよし、
好きなように文章を作って楽しむもよし。
親子でこの絵本のすばらしさを感じてくださいね。
※2010年コルデット賞受賞、納得です!!!
☆見てみてこの絵本、過去のご紹介は・・・
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その10 「わたしのひかり」太陽ってすごい!!
その9 「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」夏、スイカ、海!
その8 「なにからできているでしょーか?」食べ物クイズで楽しもう
その6 「ほげちゃん」・・・怒ってたのね(;^ω^)
その5 「よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし」失敗することもあるよね
その4 「だるまだ!」ナンセンスでシュールなだるまたち
その3 「悲しい本」まさに、大人のための絵本
その2 ピタゴラ装置のような絵本「こんな町、つまんない」「あかりをけして」「ムナーリの機械」
その1 「わたしのかぞく」
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